【URUオンラインスクールで学ぶ】営業メールスキルとは ②

UR-U

今回は、YouTubeの「UR-Uオンラインビジネススクール」チャンネルで、竹花貴騎氏が勝ち続けるセールステクニックについて、“商品作る必要ない。結局、事業はマーケティングとセールスが勝ち続ける”と題してUPされた動画を解説させて頂いているシリーズ 第二弾です。

前回のブログでは、セールスで大事な事は、相手の求めている事に、しっかりと提供価値を合わせていくという事、そして、その提供価値は、相手が理解できるように「一つに絞る」という事が大事である。という事について、冒頭~7分11秒までの箇所について、解説をさせて頂きました。

【URUオンラインスクールで学ぶ】営業メールスキルとは ①
今回は、YouTubeの「UR-Uオンラインビジネススクール」チャンネルで、竹花貴騎氏が勝ち続けるセールステクニックについて、“商品作る必要ない。結局、事業はマーケティングとセールスが勝ち続ける”と題してUPされた動画を解説させて頂きます。...

今回は、この「一つに絞った価値を」「誰に」「どのように届けるのか」という事について解説させて頂きます。

 

セールスとは〇〇事

ターゲットのカテゴリーを絞る

もしあなたがHPの営業だったら

ホームページの営業を考えてみましょう。
ホームページの営業をする上で、色々なセールスメールを送ったり、色々なセールス電話をしたり、色々なセールスDMをしたりするでしょう。

この時に、「ホームページの制作会社です。制作事例がこちらです。予約が〇〇%アップします」と書かれたメールと、

風俗店だけをリスト化して、それらに対して
「風俗店専門のホームページ制作会社です。制作事例はこちらです。指名予約〇〇%アップします」
と書かれたメールを送った場合、あなたがもし、風俗店の店舗を運営している立場だったら、どっちのセールスライティングの方に心を惹かれますか? 当たり前に後者の方ですよね。

これは、どうことかというと、DMを送る、メールを送る、電話をするといった事をする前に、ターゲットとしているクライアントを「カテゴリー分け」して、それぞれのカテゴリーに毎に、専門的な内容のセールスライティングを作り、電話、メール、DMを送るという事が大事だという事です。

こういう事を、多くの皆さんの営業活動に於いて、抜け易いポイントなのです。
この絞り込みなしに、どんなにメールをしても、誰にもヒットしません。

全員にヒットさせようとすると、全員にヒットしないという事です。

 

新商品のお茶開発の場合

例えば、ペットボトルのお茶市場で考えてみましょう。
今や、伊藤園の「お~いお茶」や、サントリーの「伊右衛門」、コカ・コーラの「綾鷹」など、色々なお茶がコンビニに行けば並んでいます。

あなたが、もしこの状況下でお茶の新商品を開発するとしたら、どうやって今から開発しますか?
これだけお茶が広がっている時代に

しかし、こんな激戦のペットボトルのお茶市場に 2003年殴り込みを掛けて来たのが花王の「ヘルシア緑茶」でした。

「ヘルシア緑茶」って、「体脂肪が気になる方に」という売り文句で販売した事で、コンビニに色んなお茶がある中で、「体脂肪が気になる方」に選ばれ一気にヒット商品になったわけです。

こういう風に、「誰に向けて」って、という風に、
例えば、先の営業メールの例で言えば、「風俗専門店に向けて」とか、
これが美容室に対する営業メールで有れば、美容室専門のホームページ制作会社から
という位置づけの営業メールにするとか、例えばバー専門のホームページ制作会社にする
という様に、絞り込みを行うという事が、絶対的に営業する上で必要なことなのです。

自分が営業メールを送る先の顧客を、先ずは絞り込み
そして、絞り込んだ先に適した内容のメールを作成して、お客様にリーチするという事が大事です。

【語句説明:リーチする】
ソーシャルメディア運用における最も重要な指標のひとつが「リーチ」で、その意味は、情報が到達したユーザー数、Web解析で言うところの「UU(ユニークユーザー数)」となっています。 が、この動画で竹花氏が使っている「リーチ」は別の意味で、お客様にアプローチする手段の事を意味しています。例えば「電話」「DM」「メール」などの事を言っています。

 

クレジットカード会社の場合

あなたが、クレジットカード会社の代理店をやっているいと仮定しましょう。
あなたは、「クレカが欲しい人」に対してリーチしますか?
それとも、「クレカ特典が欲しい人」に対してリーチしますか?
こんなレベルのカテゴリー分けをしている様では、競合に勝てません。
この様な人達が居るカテゴリーは一般的過ぎて、何の競合優勢も発揮できないカテゴリーなのです。

という事で、もっと深掘りをします。

どんなレベルでカテゴリー分けをするか。というと、
「カード審査が通らない方用のクレジットカードが欲しい人」というカテゴリー
そこからさらに深堀りし、
「外国人用のクレジットカードを欲しい人」というカテゴリー
とこの位まで深堀りしなければいけません。

この様にして、通常のカテゴリー分けでは思いつかないようなカテゴリーを見つけ出し、そのカテゴリーに所属する人向けに価値を提供する。それが ONE VALUE になるのです。

カードとか、カフェとか、HP制作会社とか、ビジネスをする上で顧客に提供する価値というのは、この様に絞り込んで ONE VALUE にして、このVALUEに焦点を当てて、商品設計とか、PR設計とか、お店のコンセプト設計を行っていくのです。

 

大事なことは「コミュニケーションのフロー」

リーチとは、DMを送ったり、電話をしたり、お客様にアプローチをする事を言うのですが、その際の注意点について、今から解説をしていきます。

不躾なメール

皆様、以下の様なメールが良く届きませんか?

題名が「キャンペーンのお知らせ【株式会社X】」で、

本文は「いきなり申し訳ございません〇〇株式会社の〇〇と申します。 (中略)もしご興味がございます場合は。。。」これって誰に向けたメールになってますか?

分からないですよね。この様に不特定多数に送られている様な内容が一律の文章のメールは、全くもって読み手の心に突き刺さらないので、反応率ありません。それどころか、開封率も悪いです。

ここで意識しないといけないこと、「リーチ」で大事なことは、「コミュニケーションのフロー」を考えるという事です。

皆さんが、インスタのDMでもいいですし、またはEメールでもいいですが、想像してみて下さい。

「受信」

先ずメールを受けました。すると「あれ誰からのメールだろう?」と心理的に思いますよね? で、「あれ誰だろう」って思った後で、

「開封」

そのメールを開きますよね?

「確認」

で、開いた後に内容を確認して、「へぇマジか?」と思ったら

「クリック」

興味ある内容なので、詳しくしりたくて、リンクをクリックして

「問い合わせ」

詳細を知って欲しくなったら、問い合わせを行います。

 

とこの様に、たった一つのメールでも、これほどまでに、読み手の心理を分析しながら細分化して行く事が大事なのです。

流れを細分化していく事が大事なのは、ナンパと一緒です。

渋谷でナンパした時に、いきなり「ホテル行こう」と言わないですよね?
まずは「電話番号の交換しよう」とか「LINE教えてとね」とかで仲良くなって、
教えてもらったLINEでメッセージのやり取りが何回か有って、
仲良くなったら「じゃ、今度ご飯行こうね」ってなって、
そのご飯行った後に、「じゃあバーに行こう」となって、
そして「じゃあ一緒にホテル行こうね」
という風に、段階を経て進めて行きますよね?

道で出会って、いきなり「やらせて」なんて言わないでしょ? それと全く一緒なんです。

普段の生活では、その様な不躾な事はしないのに、営業のメールとなると、人は変わるんですね。先のメールでは「いきなりやらせて」と言ってる事と同じ内容のDMなんですよ。

 

フローを意識しているメール

題名:「中村太郎 【お久しぶりです】」
本文:「売上やリピート率が低かった新宿の美容室が、☓☓☓☓☓☓☓集客のみで売上平均240万円、リピート率が83%を達成しました。 こちらを30秒程度でご確認ください。 ご相談はこのメールまでご返信ください。 私のインスタはこちらになります。 株式会社MDS」

さて、このメールと先の「不躾なメール」とでは、どちらの方が反応率が高かったか、と言うとダントツで、今回のメールの方が高いです。

これがなぜかと言うと

先ず、メールが届くと、受信フォルダーにメールのタイトルが載ります。表示されるのはここのタイトル

題名:「中村太郎 【お久しぶりです】」

だけですので、ここで、「これ誰だろう?」と思わせ、「開封」へと進める事が大事です。

なので、題名は「誰だろうと思って開封させること」に集中する内容でなければなりません。
「キャンペーン」なんて言葉を入れていては、開封もされず、そこで終わってしまいます。
「ん? 誰だろう?」と思う感情を引き出すのが、このタイトルのお仕事なのです。

だから、「お久しぶりです」なんて、会ったこともない人の感情を引き出す為には、「お久しぶり」ぐらいの言葉の投げかけ位が丁度でいいんです。そうする事で、開封率が上がり、次のステップ「開封」へと進むのです。

そして、「開封」された時に、ピンポイントで「新宿の美容室」と地名と業種を記載し、
「何々を達成した」と結果や結論から書いています。

この様に、メッセージを送るカテゴリーとして特定した業種と同じか、近い業種の事例を載せる事が大事です。あなたがもし「新宿」にある「美容院」だったら、めっちゃ、このメールの内容に興味が湧きますよね?

で、「へえマジか?」となって、興味を覚えて、リンクをクリックして、より詳細な情報にふれる事で、もっと知りたいと思い。そのまま問い合わせをする。という流れになるのです。

 

と、セールスメールで大事な事は、誰にメールを送るのか、ターゲットのカテゴリーをしっかりと見極めるという事、そして狙ったカテゴリーに対して、フローを考えたメールでアプローチをするという事が大事である。という事を理解して頂けたでしょうか?

次回は、フローを考えたメールの作り方と、それを送る際の注意点について解説させて頂こうと思いますので、次回も楽しみにしていて下さい。

では、当シリーズの第ニ回目はこの辺で終わりたいと思います。

引き続き、興味をお持ち頂いた方は、「シリーズ第三弾」をお読み下さい。

【URUオンラインスクールで学ぶ】営業メールスキルとは ③
今回は、YouTubeの「UR-Uオンラインビジネススクール」チャンネルで、竹花貴騎氏が勝ち続けるセールステクニックについて、“商品作る必要ない。結局、事業はマーケティングとセールスが勝ち続ける”と題してUPされた動画を解説させて頂いている...

 

最後に

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